先日、調べものをしていたら偶然、 学生時代にお会いした方が亡くなったという記事を見つけました。 その方は西丸文也さんという写真家の方で、学生の頃、 友人達と西丸さんが運営していた原宿のギャラリーを借りたことが ありました。 展示の打ち合わせをしている時だったか忘れてしまったけど、 1冊の写真集を見せてくれました。それは、 ジョンレノンが一切の音楽活動をやめていたときの写真集で、 オノヨーコ、 生まれたばかりのショーンとのプライベートな写真をまとめたものでした。
私たちは西丸さんはギャラリー経営の方だと思っていたので、 彼自身もアーティストであり、 そしてこの貴重な写真を撮った方だときいてびっくり。 どうしてアメリカに行ったのかとか、 どうしてジョンレノン家族と出会ったのかとか、 大学生だった私たちはいろいろ興味津々で質問したような気がします。細かい話は忘れてしまったけど、当時の西海岸? に渡ったアーティスト達の自由な雰囲気に、 あこがれのような感覚を感じた記憶があります。 初めは写真集として出す目的ではなく、 あくまで家族写真として撮ってほしいという依頼だったみたいで、 西丸さんもジョンレノン一家とともに楽しいひとときを過ごしていたよう です。 写真はどれも本当に平和でおだやかな空気が流れていました。 写真集にはジョンが西丸さんに残した直筆のメモが貼ってありました。
他の記事も読んでみたらなんと北山耕平さんともつながっていた様子。北山さんは、 仙台にいた時に2度程イベントを友達とお話会を企画させていただいたこと がありました。ご縁があるなぁ。。西丸さん、 天でジョンと再会していることでしょう。 どうか向こうでも素敵な写真を撮ってくださいね。