京都文化博物館で開催中のオーットーネーベル展へ行ってきました。
色彩の組み合わせがきれいだな〜と思って来てみたのですが、カンディンスキーやパウルクレー、シャガールとも交友があったようです。この頃の画家たちは戦争の影響を受けていて、戦争で失われた絵を描き直したものや、その時代の暗い雰囲気を表すような絵もありました。余談ですが、カンディンスキーの絵には宮城県美術館という記載があって、ということは私はこの絵を見て育ってきたのだなぁと思いました。頻繁ではなかったと思いますが、美術館にはわりと連れて行ってもらった記憶があります。^^
一番好きだなと思ったのはイタリア滞在時に書かれた絵でした。色彩で表したそれぞれの都市の色を設定しているのですが、絵を見るとわかるわかる!と思ってしまうくらい。色彩だけでこんなに表現できるのですね。
以下の写真は、撮影許可されているものです。この頃の絵は細かいタッチの塗り重ねで描かれていました。画家の一筆一筆がここに込められて、それを別な時代を生きる人たちが見ているというのはなんだか不思議な感じです。