かもがわ出版さんから「世界の人々に聞いた100通りの平和」のシリーズ2（アメリカアフリカ編）と3（アジア編）が届きました。中ページのそれぞれの国の扉ページの背景の制作をご依頼いただきました。ちょっとだけお見せするとこんな感じです。

本になると後々まで残るので嬉しいですね。＾＾この本は、それぞれの国で生まれ育った方の、「平和」についてのイメージと、その国の現状などが歴史等とともにまとめられているのですが、他の国の事情を見ると、日本は平和なのだな、、と感謝の気持ちがわいてきます。本の中の、中国の方のエピソードで、

「（日本で）携帯と財布を電車に忘れてしまった時に、
誰かが拾ってくれて中身もそのまま戻ってきた。こんな国はない。」

という話がありました。本当にそうですね。個人的なイメージですが、平和って何かに対立して勝ち取るものではない感じがします。平和はなにものとも対立・抵抗せずに、単体で存在していて、平和になる、というのはその、穏やかな「他者への優しさや思いやり」がじわじわと広がっていくイメージです。

この本を発行された、かもがわ出版さんは京都の出版会社で、なにか一本中心に軸がある感じで独自の価値観を大切に、発信されています。そんなところが京都らしくて良いなぁと思います。

◎かもがわ出版
http://www.kamogawa.co.jp/

このシリーズはこのあとシリーズ4が出ます。