自然農実践者のつどい

友人に誘われて岩手の花巻で開催された自然農実践者のつどいに
行ってきました。宮沢賢治ゆかりの温泉宿「大沢温泉自炊部」での
1泊2日のつどいです。来ていた方々は東北で自然農を実践されてる方、
もしくは興味のある方など50名以上の参加。

1日目は主催者のやえはた農園の見学。

そして温泉に移動して、温泉&自然農園でとれた野菜カレーを
みんなでありがたくいただきました。それからグループに分かれて
自然農って何だろう?とかこんな時どうしてる?とか
いろいろと情報交換などをしました。

自然農とかパーマカルチャーって単なる農法にとどまらず、
「生き方」そのもの。何を幸せと思うか、どんな生き方をするのか。
参加してみて思ったのは、自然農もパーマカルチャーも
生まれた場所や文化、背景が違うので、方法が違う部分もあるけど、
目的は一緒なんだなーということ。道が違うだけで行く所は同じ。

目的は危機的状況にある地球の自然を回復すること。

パーマカルチャーは合理的すぎるとの声も一部聞かれるけど、
これは手遅れかもしれないくらいの自然環境を少しでも早く
回復させるために編み出された手法なので、
そういう印象があるのかもしれないなーと思います。

夜は美味しいお酒で遅くまでわいわいお話☆

2日目は朝食、昼食のおにぎりをにぎるところからスタート。
おにぎりって日本のソウルフードだと思うんだよね。
と良いながら鮮やかな手つきでにぎっている図↓

午後は、日本でのパーマカルチャー第一人者
酒匂さんの農園「ウレシパモシリ」を見学。

印象的だったのは酒匂さんは農業が生業だけど、
畑に入るときはこれがどのくらいとれて、いくらになって、
ということは考えずに、感謝の気持ちで仕事をするのだそう。
宇宙のエネルギーをうけて育つ食べ物、それらのお手伝いをすることに
喜びを持って、畑仕事をする。それを通じて宇宙とつながる。

宮沢賢治の言葉にこんな言葉があります。

「正しく強く生きるとは銀河系を自らのの中に意識して
これに応じて行くことである」

どんな仕事をするにも、こんなふうに生きて行けたら
世界って変わるんじゃないかな。

今回の2日間で、素敵な出会いがたくさんあり、
今後につながって行きそうな予感がしています。
ありがとう☆

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